- 2023.12.12 Tuesday
静岡市清水区で街歩き〜昭和なアーケードを抜けて新清水駅へ
静岡市清水区にやってまいりました。JR東海道線の清水駅です。(2022年3月)
西口に出てきました。駅を背に右側は複合ビル「えじりあ」(2013年開業)、アトラス清水駅前など比較的新しい建物が並びます。
この日はあまり天気が良くなく今にも雨が降り出しそうです。
乗り入れているバスはしずてつジャストライン一択。
今回歩いた静岡県静岡市清水区は人口22.3万人(令和5年11月)。もともとは静岡県清水市でしたが2005年に静岡市の政令指定都市化に伴い区制になり、2006年に蒲原町、2008年には由比町を編入しています。
清水は世界遺産に選ばれた三保の松原や日本平、清水次郎長の生家があり、清水港は遠洋漁業の基地、はごろもフーズで知られる缶詰、久能山のいちごが有名です。
またちびまる子ちゃんの舞台やビーバップハイスクールのロケ地、Jリーグ清水エスパルスのホームタウンでもあります。
昔はサッカーの町として知られ長谷川健太、堀池巧、大榎克己の3人を有した清水東は高校サッカーの強豪校で内田篤人や高原直泰、武田修宏、相馬直樹、西澤明訓、チェアマンの野々村芳和や反町康治など錚々たる選手を輩出しています。
他にも清水出身は広瀬すずや柴田恭兵、春風亭昇太、久保田利伸など多くいます。
ちなみに必ずサッカーチームがある町ではグッズを買っているのですが、エスパルスは初期の頃に買っているので今回は購入しませんでした。
一番線路際に近い細い道にはビジネスホテルや居酒屋が並びます。
雨も降りそうなのでアーケードに避難します。
この清水駅前銀座商店街もなかなかの昭和レトロ感を出しています。
一番手前のビルには和菓子店や酒店が入っているのですがおそらく1960〜70年代くらいの建物だと思います。
ちゃんとエスパルスの看板もでていますが、如何せん暖色なので色あせてしまっています。
戦後の闇市あがりといわれている駅前銀座商店街、1959年に清水駅前銀座が発足し、1967年に初代のアーケードが完成しました。
正面の看板は昭和まる出しでしたが、中は採光性がありきれいな商店街です。タイルは昭和っぽいなと感じましたが。
休日でしたが人通りもそこそこあり、ホームページをみるといろいろイベントを仕掛けているようです。
アーケードのなかに大衆演劇場がありました。2018年オープンの新しい劇場です。
清水でやっぱり外せないのはちびまる子ちゃん。寄っていませんがエスパルスドリームプラザのなかにちびまる子ちゃんランドがあります。
至る所で昭和を感じることができます。
アーケードもだいぶ進んでくるとマンションがあったりと時代にあわせて商店街も形が変わっていきます。
他の都市でもよくあることですが、ここは1階に店舗があるので良いケースだと思います。
しばらくすると新清水駅側からみると二手に分かれるのですが、屋根は途切れています。
グルメ通りに出るようですが下はタイル張りになっていてもしかしたらここもアーケードになっていたのかもしれません。
ステンドグラスになっている。
国道149号線の陸橋の手前で全蓋アーケードは終わります。
陸橋をくぐると中央銀座商店街。ほぼ線路沿い。
踏切の手前から延びるタイル張りの商店街が清水銀座です。
清水港までのとっても短い国道149号。わずか2.6キロ。
その国道沿いに静岡鉄道新清水駅があります。
反対側に回ってみます。静鉄は全区間東海道本線と競合していますが、本数が多いので通勤・通学路線として利用が多い路線です。
静鉄も何回か乗っているのですが、A3000形が投入されてからは初めてきました。
1000形はコンプリートしているのですが、A3000形もカラーバリエーションがそれぞれ違うため揃ったら見に行こうと思っていたところ2016年に投入されてからだいぶ経ちますがまだもう1編成入る予定(訪問当時)なのでまた揃ってからの楽しみをとっておきます。
1000形がやってきました。2023年7月に引退した車両ですがちびまる子ちゃんのラッピング車両でした。
2013年のときはこの車両は青いラインがはいっていました。
1000形は1008編成の家康公ラッピングトレインだけが残っていて、あとはすべて廃車か熊本電鉄、えちぜん鉄道に譲渡されています。
新清水駅周辺はそれほど商店街という感じではありませんが、店舗が点在しているのと飲食店街がありました。
このあたりでポツリポツリと雨が降り出してきたので清水駅に戻りました。
次回は小田原市を再び歩きます。
- 静岡県
- 00:08
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- by さんぽっぽ