- 2017.12.29 Friday
山形市で商業地めぐり〜大沼百貨店と惜別・十字屋山形店
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山形駅です。
時刻は18時前。9月なのでまだ明るいのですが回れるうちに回っておきます。
山形の駅ビルはエスパル。
2017年にリニューアルオープンしています。(撮影時は2015年)
ちょっと暗くなってきたので翌朝撮りなおしました。
南東北の主要駅の駅ビルはエスパルですね。
ここでエスパルコレクション。
まずはエスパル仙台。西口をでて左側にあるのが本館で駅舎の中にS-PAL II があります。
2016年には東口の再開発でS-PAL仙台東館がオープンし、3館体制になりました。
こちらは福島のエスパル。
最後は郡山のエスパルです。
山形駅に戻ります。
出て左側には山形駅東口交通センター。
駐車場がメインのようですが2階に食べるところがあります。ここで写真はないのですが芋煮定食をいただきました。
駅前通りではなく県道18号線を進み国道112号羽州街道の交差点まで出てきました。
スーツの花菱の向かい側には八文字屋という書店。
ここは宮城・山形を中心に展開しています。
花菱の隣の建物はアズ七日町という再開発ビルです。
ここには宮脇書店という書店がはいっていて、2008年オープン当初は県内最大の売り場面積を誇っていましたが、2015年に撤退しました。
1階には藤崎百貨店のサテライトショップがはいりましたが2〜3階の専門店フロアは空き店舗が目立ちます。
七日町が山形一番の繁華街のようです。
大沼デパートです。
山形の地場の老舗デパートです。米沢にも店舗があります。
創業は1700年の超老舗です。百貨店になったのは1950年から、今の建物は1956年になってからでその後何回か改装を重ねて現在に至ります。
2017年山形の百貨店は2つあるのですが共に大きく明暗をわけるできごとがありました。
売り上げの低迷に加えて建物の老朽化など業績が悪化していましたが、盛岡や姫路の商業施設の再生を手掛けたファンドの出資を受け入れ継続することが決まりました。
大沼の屋号も残るそうです。
ちなみに大沼の隣にはジャスコがありましたが2003年に撤退しました。
山形セブンプラザです。
ここは再開発につき2017年で閉店し解体が決まっています。2020年に20階建ての高層マンションを兼ねた商業施設ができる予定です。
1974年にオープンしカルチャークラブと専門店をもつ昭和の雰囲気が残る売り場だったのですが、この当時解体するなんて夢にも思っていなかったので中にはいっていません。
今となっては悔やまれます。
ナナ・ビーンズです。ファッションのフロアなどがはいる商業施設です。
ここには昔松坂屋山形店がありました。
ここにはJリーグチームモンテディオ山形に関するグッズやパネルの展示コーナーがあります。
ちなみにここではありませんがこの通り沿いのスポーツ店でモンテディオのグッズ(フラッグ)を買いました。
モンテのサポーターではありませんが行った先にサッカーチームがある場合はグッズを買うようにしています。
この通りをまっすぐいくと立派な近代建築があります。
ライトアップもしているので寄ってみました。
この建物は文翔館といって大正5年に建てられた英国近世復興様式のレンガ造りの建物です。
旧県庁舎と県会議事堂として使っていましたが1984年に国の重要文化財になり、1995年に「山形県郷土館」(愛称:文翔館)として開館しました。
立派な車寄せです。
駅のほうへ戻ります。
いかにも昭和な建物が続きます。
山形十字屋です。
駅を出てからメイン通りを歩かなかったことで危うく撮り忘れるところでした。
残念ながら2018年1月で閉店することが決まりました。
1971年に開業しニチイ、ビブレと屋号が変わり、経営母体もダイエーから中合へと変わっていきました。
2005年に十字屋はなくなってしまったのですが、山形だけは屋号もそのままに残っていました。
個人的には生まれ育った沼津市や町田市、仙台市など自分の生活圏には十字屋があったので多少の愛着はありました。
この時は閉店のへの字もなく唯一の十字屋という理由で戻って撮りました。
山形の2つあった百貨店はこれで大沼だけになってしまいます。
翌朝あらためて十字屋。
これが見納めでした。
駅周辺を見渡してみます。
駅前はビルはあるにはあるのですが密集していなくてあまり県庁所在地といった感じはうけません。
ビルの中に昭和の古いアーケード街のような空気を残した場所がありました。
次回は駅の反対側へ出てみます。
- 山形県
- 02:15
- comments(2)
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- by さんぽっぽ
コメントありがとうございます。
時代の流れとは言え大都市の証しでもあり、ランドマーク的な役割をこれまで果たしてきたデパートが次々なくなり地方都市が寂れていくのは辛いものがありますね。