- 2019.03.31 Sunday
泉北高速鉄道車両コレクション&泉北ライナーに乗ろう
南海なんばの駅には泉北高速鉄道の車両も乗り入れてきます。
泉北高速鉄道は堺市の中もずから和泉中央までを結ぶ通勤路線です。
今回は南海電車を撮ったついで、ではないですが泉北高速鉄道を紹介します。
1975年生まれの古株3000系です。どことなく東急顔をしていますが、それもそのはずで東急車輛製造(現総合車両製作所)で造られた車両です。40年近く経っていることもありだいぶ数が少なくなってしまいました。
いかにも平成初期顔といった感じの5000系です。大きな非対称の前面の窓ガラスが特徴でした。
5000系といえばハッピーベアルのイメージが強い。
堺市の大型児童館の館長が松本零士である縁からデザインされたかわいらしい車両でしたが、2017年にラッピングが終了しました。
個人的には前にこの車両が人身事故をおこしたのですが、血染めのハッピーベアルの写真がアップされ非常に衝撃的でした。
1996年に100系との置き換えで登場した7000系。南海に合わせて車体幅が拡大しました。
3000系との置き換えで登場したのが7020系。バリアフリー化や省エネ化された今風の車両です。
そして2017年にデビューした12000系泉北ライナーです。1月にデビューしたのですが2017年4月に乗車してみました。
デビュー及び乗車してから2年以上経過して旬を過ぎてしまいましたが、なかなか書く機会がなかったのでここで紹介します。
今でこそ関東の大手私鉄がこぞって着席できるライナー用の車両を登場させていますが、泉北ライナーそのものはもっと前から走っており先駆けともいえるかと思います。(国鉄時代からあるといえばありますが、あれは特急列車の間合い運用みたいな面があり新造車両ブームの先駆けかと考えています。)
乗車券プラス510円でなんばから和泉中央まで30分で行けます。
当時から平日の朝晩はともかく休日にわざわざ510円かけて乗る人がいるのかどうかという賛否両論あがっていました。
自分も休日の午前中に和泉中央行きに乗ったのですが乗客は数人でした。
ただ車内を撮りたかったのであえてこの時間を選んだというのはあります。
泉北高速鉄道社標と泉北ライナーのデザインロゴ。
外からは客窓ラッピングシールを使い車内が見えないようになっています。
車内からは外は普通に見えますが、窓に近づくとシールが気になり車窓をじっくり見るのには適していません。が特に絶景区間を走るわけでもなく通勤車両でくつろげることがコンセプトなので気にする人もいないでしょう。
車内に入ります。デッキも広々とスペースをとっています。
外観もさることながら金ぴかです。この大胆さが関西だなって感じがします。
さすがに車内は木目調をベースとしてモケットもシックで落ち着いた感じになっています。
ヘッドレストもついています。そしてやはりうれしいのがこの位置にコンセントがついていること。
東海道新幹線みたいに窓側しかコンセントが使えないみたいなことはありません。
落ち着いた車内と書いていたら車両ごとに座席の色が違っていて金、赤、グレーと分けているみたいです。
終点の和泉中央まであっという間でした。
和泉中央駅です。
大阪府和泉市にあります。
和泉市は人口18.9万人(平成31年2月)の大阪のベッドタウンです。
昭和になってニュータウンとともに栄えた町という勝手な先入観があり街歩きをしませんでしたが、和泉市自体は遺跡があり奈良時代には国府があり熊野街道沿いに栄えていました。
阪和線の和泉府中なんかで降りるとまた全然市のイメージが変わってくるのでしょう。
駅前にはエコールいずみという商業施設があり本館、東館、北館、アムゼモールの4館体制になっています。
メインになるのは本館にはいるイズミヤ。
近隣にはコストコやららぽーと和泉など次々と商業施設がオープンしており勢力図も変わってきていると思われます。
隣には2009年にできたpivo和泉中央。医療系や塾、銀行などが入居しています。
バスは南海バスが乗り入れています。
次回はまた鉄道ネタですがラピートを紹介します。
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- by さんぽっぽ