- 2020.09.29 Tuesday
根室本線・花咲線乗車記〜最東端の根室から釧路へ
根室駅です。
11:03発の快速はなさきに乗って釧路へ向かいます。
8月ということで1両編成の気動車は座席はほぼ旅行者を中心に埋まりました。
根室駅は日本最東端の有人駅ですが次の東根室は日本最東端の駅です。
列車は大きくカーブして車窓の右側に海が見えてきます。
昆布盛駅、近くで昆布が採れたのでしょう。
昆布盛の次は北の国からのファンにはおなじみの落石。
落石近辺は海沿いを走るため風光明媚な車窓を楽しめます。
やがて海側を離れ台地上の原野を走ると厚床に到着します。
行きのバスは市街地を通り厚床の駅に寄ったので駅舎を車内から撮ったのですが、海側とこうも違うかと実感します。
しばらく緑の中を走るのですが、糸魚沢をすぎると別寒辺牛(べかんべうし)川が車窓海側に見えてきます。
ここからが個人的な花咲線最高のハイライト。
そのまま別寒辺牛湿原、そして厚岸湖のすぐそばを走り抜けます。このあたりが一番の絶景です。
ずっと海かと思っていたのですが湖です。やがて厚岸の街並みが見えてきます。
厚岸もいつか歩いてみたい街です。
市街地を抜けると昆布を干している光景を目にしました。
しばらく走り武佐の駅を過ぎると住宅街、釧路川を渡ると一気に都会の光景になります。釧路です。
釧路に到着しました。ホームも地下通路も昭和そのままの光景。旅をしているのを実感します。
冬は冬で趣きがあるのでしょう。
釧路は炭鉱の町でもあります。
その先には幸せの鐘ではなく湿原の鐘があります。
人生初釧路です。どんな町でしょう、楽しみです。
- 鉄道
- 00:29
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- by さんぽっぽ